9人の教室
箸蔵小学校の4年生は、全員で9人のクラスです。
教室には机が9つ。
人数が少ないぶん、一人ひとりの手元をのぞきながら、タブレットの持ち方やピントの合わせ方を確かめることができました。最後の発表でも、9人それぞれの一押しの1枚を大きな画面に映して、みんなでじっくり見ることができました。
質問も遠慮なく飛んできて、にぎやかで、あたたかい45分でした。
三好市フォトコンテスト2026「見つけた、三好」に挑戦する4年生のみなさん。
雨の教室で、写真を「伝わる1枚」にするためのコツを一緒に練習しました。

箸蔵小学校の4年生は、全員で9人のクラスです。
教室には机が9つ。
人数が少ないぶん、一人ひとりの手元をのぞきながら、タブレットの持ち方やピントの合わせ方を確かめることができました。最後の発表でも、9人それぞれの一押しの1枚を大きな画面に映して、みんなでじっくり見ることができました。
質問も遠慮なく飛んできて、にぎやかで、あたたかい45分でした。
授業の前に、教室の65インチモニターにパソコンと映像スイッチャー、ワイヤレスマイクをつないでおきました。
作例の写真も、子どもたちがタブレットで撮った写真も、同じ大きな画面でみんなが一緒に見られるようにするためです。


最初に、これまで撮影してきた三好の風景写真をモニターに映すと、教室のあちこちから「わぁ〜」という声があがりました。
祖谷の山あいに約2週間通い続けて、雪山と紅葉と緑をひとつの画面に収めた1枚。山頂近くの池に空が映り込む瞬間を、登山3時間の先で待ち続けた1枚。紅葉の鉄橋を渡る観光列車を、週2回の運行と天気のタイミングに合わせて約3週間かけて準備した1枚。
子どもたちからは「明るいところと暗いところの差がきれい」「列車だけじゃなく景色も写っているから乗ってみたくなる」と、大人顔負けの感想が次々に飛び出しました。

AIでもきれいな絵は作れる時代。でも写真は、「自分がそこに行った」という本物の証です。
作例のあとには、AIで作った画像と写真の違いについても話しました。
写真は実在する場所の記録であり、撮った人がその場に立っていた証拠。
だからこそ、自分の足で見つけた三好を撮ってほしいと伝えました。


良い写真のための基本を4つにしぼり、タブレットを使って実際に撮影してみました。

当日はあいにくの雨。外には出られなかったので、ベランダに面した窓ぎわと教室の中で撮影練習をしました。しゃがんだり、窓に近づいたり、縦にしたり横にしたり。一人ひとりが「何を主役にしようかな」と真剣に考えながらシャッターを切る姿が印象的でした。

最後は、練習で撮った中から一押しの1枚を選んで大きなモニターに映し、「何が主役でしょう?」をみんなで当てるクイズ形式で発表しました。
主役がグリッドの交わるところにきちんと置かれた「学校と木」や、線に沿って空と町なみを切り取った1枚など、主役がしっかり伝わる写真ばかりで、答えが次々と当たっていきました。雨の日を逆手に取って、霧に包まれた山を水平もきっちりそろえて撮った1枚には、私たちも思わず「おおっ」と声が出ました。
授業の中では、撮影の構図や画面の比率について、小学生とは思えないような質問も飛び出しました。「いい写真を撮りたい」という子どもたちの意気込みがまっすぐ伝わってきて、たった45分でここまで「伝わる写真」が撮れるようになるのかと、その吸収力に驚かされた時間でした。
同じ箸蔵で育つ子どもたちが、自分の目で三好の魅力を見つけて写真にしてくれることが、私たちにとっても何よりうれしいことです。
撮ったらすぐ、覚えているうちに記入する「本番シート」と、4つの約束を持って臨みます。
みなさんが見つけた三好に出会えるのを、楽しみにしています。